英語のスピーチコンテスト・弁論大会の練習方法 (8つの必勝のコツ)
英語のスピーチコンテスト・弁論大会で勝ちたいならこのガイドを読んで練習しよう
日本では、英語のスピーチコンテスト・弁論大会が盛んに行われています。幼児から大人を対象にしたコンテストがあるので、あなたの年齢に合わせたコンテストを見つけることができます。特に中学生を対象としたコンテストが一般的で、日本にあるほぼすべての公立中学校が地方・市・県・国レベルでその力を競い合っています。多くの学生たちが、英語のスピーチコンテストで優勝することに重きをおいていますが、実際には勝ち負けにかかわらず、スピーチ内容を覚えて何度も練習を重ねるその過程が将来的に英語のスピーキング能力に対して大きな財産となります。(もちろん優勝することは最高の経験ですが)
スピーチコンテストや弁論大会に参加することは、第二言語として英語を学ぶ人にとって、読み書きだけでは学ぶことが難しい自然な英語の発音やイントネーションをマスターできるいい機会となります。スピーチコンテストが英語を学ぶ全ての学生達に理想的な方法とはいえませんが、挑戦心をもっている子や向上心の高い子にとっては最高の経験となることは間違いありません。
これで優勝を目指そう:8つの必勝のコツ
このガイドでは英語のスピーチコンテストのための指導方法・練習におけるコツをご紹介します。このガイドをコツを身につければ、より自信を持ってスピーチ内容を覚えて自然なネイティブスピーカーのような英語を話せるようになります。
1. より良い原稿内容にする(暗記しやすく、感動的なもの)
通常、英語のスピーチコンテストには2つのカテゴリがあります。オリジナルのスピーチ文を披露するものと、低年齢層のためのストーリー朗読です。オリジナルのスピーチ文の場合、スピーチ自体の内容は、全体的なスコアの半分にまで影響します。審査員が、理解しやすく・シンプルな文でなおかつ印象的なスピーチを作ることが重要になります。そのためには複雑だったり、議論の余地のある話題を避けましょう。それらは得点を下げることにつながってしまいます。また、スピーチの主要な部分でない限り、不慣れな名前や言葉も避けるようにしてください。なぜならスピーチコンテストの審査員は、ネイティブスピーカーでないことも多いため、内容が理解しにくい場合はポイントを失う可能性があるからです。
スピーチの良いフォーマット作りのコツとして、2つまたは3つの段落の文章と結論をセットを出だしに持ってくることがあげられます。一般的に、肯定的で興味深いトピックは、難しい政治トピックよりも多くのポイントを獲得することができます。スピーチの中にユーモア要素をいれることは、第二言語の場合理解しにくいのでお勧めしません。過去の英語スピーチコンテストでうまくいったスピーチからいくつかのタイトルをご紹介します。「Gesture Differencesジェスチャーの相違」、「My road to leads to a dream私の道は夢へ」、「My hero私のヒーロー」、「Grown in many ways成長した方法」、「To enrich family life豊かな家庭生活」です。
残念ながら、全ての審査員にとって良い話題・印象を与えることは難しいです。でもこのおすすめの必勝のコツを抑えれば、スピーチをうまく表現するのに必ず役に立つでしょう。
2. 英語のスピーチに慣れる/弱点を直す
自然な発音やイントネーションで、スピーチコンテストに挑むためにはネイティブスピーカーの手助けが必須といえるでしょう。スピーチの原稿は、学生が作成し中学校の英語講師またはネイティブ講師によって訂正がおこなうケースもよくあります。原稿内容が決定したら、まずはネイティブ講師にスピーチを聞いてもらいましょう。ネイティブの英語の発音やイントネーションは非常に不規則です。ただ棒読みして暗記しても得点にはつながりません。初めに自分の弱点をみつけるためスピーチを読み素早く修正していきましょう。ネイティブ講師は、学生が苦労している難しい言葉や文章をすぐに見つけ出し、発音方法などの改善点を説明することができます。
ネイティブ講師が実際のスピーチ原稿を読む音声そしてビデオを収録し自宅でのフォロー学習をしっかり行うこと。そしてそれだけでなく、原稿のコピーを1部だけとり生徒の弱点・訂正点・ポイントを講師に書き込んでもらうことが重要です。各レッスンでの修正点を区別するため、新しい色や異なるを使用することで、自分がどれだけ修正できたかまたは練習不足なのかが一目瞭然で理解できます。
3. 原稿を耳で覚える
自分の弱点や修正点をより正確に指導してもらうため、そして原稿を暗記するためにぴったりの方法はスマートフォンなどで原稿の音源を録音し練習すること。そして、ネイティブ講師のお手本となるスピーチをYoutubeに投稿してもらうなどしていつでもスピーチの練習を行えるようにすることです。
まだスピーチに慣れてない初期の段階では、ネイティブ講師に遅めのスピードでスピーチを収録してもらう必要があります。遅めのスピードに慣れて暗記することができたら、次はネイティブ講師に自然なスピードでスピーチを収録してもらいましょう。ビデオを見る際には、講師の口の動きやイントネーションに注意して暗記しましょう。原稿を早く覚えることができたら、発音やイントネーションなどの細かい修正に集中することができます。原稿ができてから本番までは少なくとも3~4週間の時間を作り、練習を行いましょう。香川県高松市で英語講師を探すなら、この高松市のおすすめ英会話リストをチェックしてみてください。
4. コンテストの日に合わせてレッスンカリキュラムを作る
原稿が完成してから、週に1・2回ほどのペースで暗記と練習をはじめましょう。暗記ができるようになり、コンテストの日が近づいてきたらレッスンの回数を週2・3回に増やすとより集中して行えるようになります。
練習をはじめる最初のころは、実は改善点がたくさんあります。大きな改善点から順番にレッスン毎に3~5個の少数の課題をみつけて改善していくと、より集中して修正できるようになります。少数であれば改善できるまでの時間は短く、そして目に見えてスピーチが良くなっていっているのが分かりあなたも自信をつけることができます。
5. 人前で話すことに慣れる
中学校のスピーチコンテスト・弁論大会に出場する場合は、本番の約1週間前にはクラスメイトの前で発表練習をする機会が与えられるでしょう。可能であればこの際自分の様子をビデオ撮影することをおすすめします。なるべく本番に近いプレッシャー状態で自分の緊張具合や改善点を知ることは、最終調整できる大きなチャンスとなります。
もし学校行事ではなく、個人で地元のスピーチコンテストに参加する場合は家族や友人または英会話教室でたくさんの人の前で話す機会を作ることをおすすめします。
6. 適切なスピーチ時間・文章量を守る
ほとんどの英語のスピーチコンテスト・弁論大会の時間制限は3~5分です。スピーチの原稿量が適切がどうかを判断する一番良い方法は、やはりネイティブ講師がスピーチに適したスピードで原稿を読むことです。練習を始めたばかりの頃は、制限時間内に読むことにこだわらず暗記し発音やイントネーションに焦点をあてて練習を続けましょう。暗記ができたら制限時間を意識し、練習をおこないましょう。また、良いスピーチには適切な「テンポ」や「間」があります。Youtubeで「スピーチコンテストナショナルチャンピオン」を検索し、スピーチの参考にしましょう。
7. ジェスチャーや体の動きで差をつける
「ジェスチャー」は、スピーチコンテストの審査方法を考えるとき一番議論にあがるトピックです。審査員の中には、大げさなジェスチャーを好む人もいれば、それを不自然だと感じる人もいます。ただスピーチに動きをいれることは自然に話すためにとても良いことです。なので、大げさすぎない自然なジェスチャーをところどころにちりばめるのが最も安全な方法といえるでしょう。ジェスチャのコツとしては、ネイティブ講師に指導をもらい英語圏での自然なものを指導してもらうのがよいでしょう。この時、ネイティブ講師の動きを実際に動画として残しておくことをおすすめします。
8. あとは本番を楽しみましょう!!
以上の必勝ポイントをこなせば、本番ではリラックスして楽しみましょう。事前に準備をしっかり行い、優れた発音と表現力をみがいておけば自信をもって英語でスピーチを行うことができます。
コンテストや、審査員によってどのようなジャッジをするかは予測がつかないところでもあります。もし、望んだ結果が得られなくても自信がつくまで練習し、英語のスピーチを自分のものにしたあなたの努力は今後の人生において大きな財産となります。どちらにしても英語のスピーチを心から楽しんでくださいね!
最後に、国際イベントに参加して英語を学んだり、スピーチコンテストで英会話力に自信をつけるためにも香川県高松市で子どもたちが英語を楽しむ方法についてまとめたブログをチェックしてみましょう!